株式会社刀(大阪府大阪市、以下刀)は、新たにアドベンチャーツーリズム事業を開始、連結子会社 株式会社沖縄アドベンチャートラベル(沖縄県名護市、沖縄県知事登録旅行業 第2-481号)が運営する旅の新ブランド「OKINAWA ADVENTURES(オキナワ アドベンチャーズ)」を通じ、知的興奮と感動で、世界の見え方が変わる旅を提供することで、沖縄から日本の観光産業活性化を目指します。
刀は、「マーケティングとエンターテイメントで日本を元気に!」の大義のもと、さまざまな事業を展開しており、中でも「日本の次世代の食い扶持」を創るため観光業活性化に力を入れています。4つのビジネスモデルを通して、その実現に向けて邁進しておりますが、1つ目は、テーマパークを起点としたモデルで、2025年の開業に向けて沖縄北部の新テーマパーク”JUNGLIA(ジャングリア)“を建設中です。2つ目は、広大な土地を必要としないイマーシブ・エンターテイメントを都市中心に展開するモデルで、2024年3月1日(金)に「イマーシブ・フォート東京」を東京・お台場に開業いたします。3つ目が、唯一無二の想い出となる食体験に特化したグランピング施設の「ネイチャーライブ」モデルで、すでに六甲山で運営しています。そして、4つ目のモデルが、このアドベンチャーツーリズム事業となります。
アドベンチャーツーリズムは「アクティビティ・自然・文化体験の3要素のうち、2つ以上で構成される旅行」※です。それを刀の独自のノウハウを用いて唯一無二の体験価値を創り出し、世界的にも貴重なやんばるの自然、固有の伝統文化など沖縄の豊富な観光資源を日本の魅力として国内外の多くの方に体験いただきたいと考えています。刀は沖縄県と2022年に「沖縄ブランド強化に関する連携協定」を締結しましたが、「OKINAWA ADVENTURES」では、沖縄北部の“やんばるの森”を中心とした自然と、その中で生きる人々の知恵や工夫、そこで生きる覚悟に触れ、実際に体験することで世界の見え方が変わる旅を提供し、沖縄北部の新テーマパークの”JUNGLIA(ジャングリア)“に加えて、観光立国日本の要となる沖縄の観光産業振興に取り組んでまいります。
「OKINAWA ADVENTURES」は2024年4月から、旅の物語を通じて、自然とともに生きる意味を実感し、やんばるの森の奇跡を知る「やんばる、奇跡が生きる森へ」(3泊4日)のツアーをスタートします。また、7月からは、やんばるの海で五感を通して海の深みを知る「サンゴの海、うみんちゅの祈り」(3泊4日)ツアーも加わります。本日、1月30日(火)11時から、「やんばる、奇跡が生きる森へ」ツアーの予約をOKINAWA ADVENTURES公式WEBサイト(https://www.okinawa-adventures.com/)で開始します。「サンゴの海、うみんちゅの祈り」ツアーの予約は、準備が整い次第順次予約を開始し、公式WEBサイトでお知らせします。いずれのツアーも、当面は日本語のみでスタートし、今後、英語など多言語対応を展開していく予定です。
※ Adventure Travel Trade Association(ATTA)による定義
旅の新ブランド「OKINAWA ADVENTURES」について
「OKINAWA ADVENTURES」は、世界自然遺産である“やんばるの森”など沖縄の豊かな自然に触れるだけではなく、そこに住む人々から信仰や生活様式、環境に対する革新と順応などの物語を聞き、自分自身で実際に体験することにより、世界の見え方が変わる旅を提供していきます。「OKINAWA ADVENTURES」は、6名様までの少人数ツアーで、これまで沖縄を観光で訪れたことがある方にも、これまでの沖縄では出会ったことのない「旅の新しい価値」を感じていただきたいと考えております。
「
OKINAWA ADVENTURES」の3つの特徴
- 導き手(ガイド) スルーガイドと地元ガイドとの対話で得る納得感
アドベンチャーツーリズムのエキスパートであるスルーガイドが、地域の魅力を伝える地元ガイドとともにトラベラーと自然、地域の橋渡しをし、旅の物語を導きます。
- 物語(ストーリー) 旅全体を通した物語による、わくわく感と旅への没入感
物語のピースとピースがつながり、知的好奇心が刺激されるわくわく感
- できたという喜び 自らの力で到達するからこそ得られる達成感
自らの足で歩き、漕ぎ、たどり着く経験が、できた!という手ごたえと喜びに。
「OKINAWA ADVENTURES」が提供するツアーハイライト
「やんばる、奇跡が生きる森へ」(3泊4日)
世界自然遺産・やんばるの森は、他の自然遺産と違って、人の手が入っていることが奇跡の森と言われる理由となっています。そのやんばるの森と人びととの関わり合いを読み解き、奇跡の森を構成している「沖縄の自然信仰」「集落の人びとの暮らし」「自然を生かす」、この3つの物語を巡りながら、やんばるの自然に深く入り込み、そこに生きる人びとと出会うことで、真に自然と共に生きることの意味を知る旅。
1日目 世界遺産・今帰仁城祉や集落で初めて沖縄の信仰に触れ、古道を通り聖地御嶽(うたき)へ
2日目 集落で長寿の食事を楽しみ、船大工が作るサバニ船に乗船
3日目 やんばるの世界遺産エリアで、自然を生かし、共に生きた証を見る。
4日目 沖縄最北の辺戸岬、集落で祈りを捧げ、聖地御嶽登頂
※天候などにより内容を変更する可能性がありますのでご了承ください。
予約開始日:2024年1月30日(火)11時~
ツアー実施期間:24年4月~6月、9月~
定員:6名以下
「サンゴの海、うみんちゅの祈り」(3泊4日)24年7月~10月
世界中でサンゴが減っていくという悲しい状況の中で、沖縄には世界に生息する種数の約半分、400種ものサンゴが生息し、さらに新種が発見されるほど、世界の中でも稀有な海です。この貴重な海は、地元海人(うみんちゅ)の「海と調和」した生き方があったからこそ保たれてきました。海の未来を見据えた海人の活動を自ら体験した後、海にもぐり、最後に海人の海への祈りを目の当たりにすることで、これまで感じたことのない「海の深み」を全身で感じていただけます。
1日目 海に生きる 海人(うみんちゅ)への導入、サバニ船
2日目 海を読む 海に入って地形を楽しむ、カヤック
3日目 海に還す 本格漁へ、そして未来の海との循環へ、定置網漁
4日目 海に祈る 海人(うみんちゅ)の感謝の心に触れる、辺戸岬、聖地御嶽登頂
※天候などにより内容を変更する可能性がありますのでご了承ください
予約開始日:準備が整い次第順次
ツアー実施期間:24年7月~10月
定員:6名以下
ツアー詳細・ご予約:https://www.okinawa-adventures.com/
お問い合わせ:
info@okinawa-adventures.com
アドベンチャーツーリズムとは
アドベンチャーツーリズム(AT)は、アクティビティ・自然・文化体験の3要素のうち2つ以上で構成される旅行で、自然・文化といった日本固有の資源を活用し、アクティビティなどの体験を通じてより深く地域を理解できる旅の形です。欧米豪の富裕層の間で人気になっていることから、アフター・コロナにおけるインバウンド対策としても注目を集めています。
日本アドベンチャーツーリズム協議会によるとATの参加者は、教育水準の高い富裕層の割合が高く、平均で14日間と長期の滞在を好むことから、消費額は一般的な訪日外国人の平均(約15.4万円)の3倍以上になるとされています。このことから、1万ドルの経済効果を生み出すために必要な人数はクルーズ旅行などマスツーリズムでは100人ですが、ATでは4人で達成できるなど環境に配慮しながら地域貢献ができるコンテンツとして注目されています。また、AT参加者は滞在期間が長くなることなどから、マスツーリズムよりも地域にお金が残るという調査結果も出ています。
詳細は以下のプレスリリースからご確認ください。
プレスリリース